6. WaveSpectraとTektronix AA5001全自動歪率計との測定結果比較

実際のアンプでの比較を行いました。
手持ちのWE300B PP 18Wアンプの歪率測定結果をWaveSpectra+96K,24bitサウンドボード SoundBlaster Audigy2 NXとTextronix AA5001全自動歪率計とで比べてみました。

結果として、
100Hzと1KHzの測定結果はほぼ同じ、8KHzはAA5001より高めの値が出るものの、同じ傾向のカーブを示します。
WaveSpectraと1万5千円の96K,24bitサウンドボードの組み合わせは、数十万円する高価な歪率計の代りを十分果たすと思います。

1KHz歪率特性比較:ほとんど同じ結果が得られました。



100Hz歪率特性比較:ほとんど同じ結果が得られました。



8KHz歪率特性比較:若干高めの値を示しますが、歪の傾向は良く表しています。

WaveSpectraを用いた歪率測定に戻る