3. WaveSpectraの設定
正確な歪率測定を行うにはWaveSpectraを適切に設定しなければなりません。
以下に示す設定を行って下さい。
今回の設定値は 5.WaveSpectraの精度 での実験により求めました。
- サウンドブラスタAudigy 2 NXの電源を入れ、パソコンのUSB端子に接続します。
- WaveSpectraを起動する。
右上隅の設定ボタンを押す。
- 再生/録音の設定
再生/録音タグを選択し、以下に設定します。
項目 |
設定値 |
ドライバ |
MME |
EXTENSIBLE |
チェック |
再生デバイス |
SB Audigy 2 NX |
録音デバイス |
SB Audigy 2 NX |
フォーマット |
100Hzの測定 |
1KHz以上の測定 |
48000s/s |
96000s/s |
24bit |
Stereo |
録音モード |
サウンドデバイスらの入力のみを選択 |
ファイルへの同時書き込みを否定 |
表示間隔 |
休止時間、30mSに設定 |
歪率の測定周波数によりフォーマット項目のサンプリング周波数設定が異なります。
録音音量の設定
録音設定のVolumu Ctrl. ボタンを押します。
以下入力音量設定ダイアログボックスが現れます。サウンドカードによりダイアログボックスの形式が異なります。
- ラインの選択をチェックし、音量を最大、バランスを中央とします。
- デジタルオーディオの選択を外し、音量を最小とします。
- FFTの設定
FFTタグを選択し、以下に設定します。
項目 |
設定値 |
サンプルデータ数 |
65536 |
窓関数 |
ブラックマン-ハリス 又は
ハニング |
窓関数はブラックマン-ハリス 又は ハニングがどちらも同程度に好結果です。
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