6L6GC JJ |
EL34B China |
KT66 Gold Lion Russia |
6550 Tungsol |
KT88 China |
EL156LX China |
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1W/1KHzの歪率 | 0.095% | 0.097% | 0.084% | 0..097% | 0.086% | 0.093% |
最大出力(5%歪) | 16W | 16W | 16.1W | 17.3W | 17.5W | 16.2W |
管を換えても良好に動作します。どの管でも5%歪で16Wの出力が得られます。
KT-88の最大出力は良好で17.5Wに達します。
差動PPアンプではカットオフに向かう側の出力管の性能低下に制約され大出力時の歪が悪い傾向があります。
このアンプでも16Wで歪5%に達してしまいますが、その後も出力は18W近くまで伸びます。
EL34での入出力特性です。
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単段アンプですが約28倍の裸利得が得られました。
出力トランスの降圧比が36:1ですので、カスコード差動出力段の増幅度は28X36=1008倍です、
出力段としては驚異的な増幅率です。
仕上がり利得は9.3倍で標準的値です。
クリップ出力は15W、残留雑音は少なく、良好です。
1KHz 1W、5W、15Wの波形です。
1KHz 1W | 1KHz 5W | 1KHz 15W |
EL34での周波数特性です。
無帰還時特性
-3dBの帯域は7Hz〜25KHzです。高域、低域とも緩やかに減衰しています。
時定数が1個の単段増幅ですので初期の減衰特性は-6dB/oct.を示します。
300KHz前後に出力トランスの共振が見えますが既に利得が1以下(0dB以下)帯域なので負帰還の障害にはなりません。
9.6dB帰還時特性です。
負帰還により-3dBの帯域は7Hz〜50KHzに拡大します。300KHz前後の乱れに変化はありません。
KT66での周波数特性です。
-3dBの帯域は7Hz〜45KHzです。EL34より高域が若干狭くなりましたが、管種による大きな差はありません。
EL34での10KHz方形波応答です。
6Ω負荷
6Ωのみ | 6Ω+0.01uF | 6Ω+0.1uF | 6Ω+1uF |
無負荷
無負荷(出力端開放) | 0.01uFのみ | 0.1uFのみ | 1uFのみ |
6Ω負荷の有無、並列に負荷される容量の多少に関わらず、リンキングは生じず安定な出力波形を保ちます。
単段増幅という時定数が少ない構成が良好な結果をもたらしています。
EL34での歪み特性です。
9.6dBの低帰還アンプとしては低歪です。
100Hz、1KHz、10KHzの歪み特性も良く揃っています。
各管種の歪み特性比較です。
KT88が大出力時に良好です。EL156はヒーター電力が大きく残留雑音が多めで小出力時に不利です。
EL34でのダンピングファクタ特性です。
ダンピングファクタは2程度です。
バランス(平衡)入力増幅時とアンバランス(不平衡)入力増幅時の特性は殆ど同じでした。
6L6GC JJ |
EL34B China |
KT66 Gold Lion Russia |
6550 Tungsol |
KT88 China |
EL156LX China |
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1W/1KHzの歪率 | 0.083% | 0.08% | 0..093% | 0.084% | 0.088% | 0.095% |
最大出力(5%歪) | 15.8W | 15.8W | 16.1W | 16.9W | 17.1W | 15.9W |
どの管でも約16Wを得ています。アンバランス入力時と同じくKT88の最大出力が良好です。
EL34での入出力特性です。
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1KHz 1W、5W、15Wの波形です。
1KHz 1W | 1KHz 5W | 1KHz 15W |
EL34での周波数特性です。
9.6dB帰還時特性です。-3dBの帯域は6.5Hz〜55KHzです。
EL34での10KHz方形波応答です。
6Ω負荷
6Ωのみ | 6Ω+0.01uF | 6Ω+0.1uF | 6Ω+1uF |
無負荷
無負荷(出力端開放) | 0.01uFのみ | 0.1uFのみ | 1uFのみ |
6Ω負荷の有無、並列に負荷される容量の多少に関わらず、リンキングは生じず安定な出力波形を保ちます。
EL34での歪み特性です。