柔らかく温かい音質の追求と解像度の向上を行いました。
音質向上の為の改良点は
です。
専用の筺体を設計し、コンパクトで均整のとれたデザインとしました。
背面端子類の突出を含めた設置面積は約A4用紙1枚分と小型です。
第1作同様、プレート電流自動調整機能により、プレート損失25W以上のピン配置に互換性のある5極管とビーム管を無調整で差し替え使用できます。
使用可能な球はEL34、6L6GC、KT66、KT88、6550、EL156、350B等です。
いずれの球でも16W以上の最大出力が得られ、KT88では17.5Wに達します。
完全な入力選択方式としました。RCA端子からのアンバランス入力とXLR端子からのバランス入力のいずれかを選択でき、選択に伴い増幅動作方式も切り替わります。
プリント基板化を行いました。4本の出力管を含め、殆ど全ての部品を大きな1枚の基板に搭載しました。
製作は格段に容易となり、製作技量による特性のばらつきも減少します。
出力トランスは弊社市販のRX-30-8Rコア出力トランス、電源トランスはModel7専用のRコア電源トランスです。
電源トランスは落とし込んで設置し、アンプの背丈を低く抑えています。