製品版:カスコード差動単段プッシュプルアンプ
Model 7
製作及びシャーシ内部写真

プリント基板化

Model7は単段という簡潔な構成ではありますが、3系統の電源と4つの定電流回路を内蔵しており部品数は少なくありません。
プリント基板化によって製作は大幅に容易となります。
1枚の大きなプリント基板に4本の出力管を含むほぼ全ての回路部品が搭載されます。

筺体構造

筺体のデザインは全面に真空管が並び、背後にトランスが並ぶ真空管アンプでは一般的な構造です。
第1作では背丈の高い電源トランスが突出して纏まりの悪い形態となってしまいました。
Model7ではトランスを落とし込んで配置し、電源トランスの背丈を抑え、均整のとれたデザインとしました。

内部配置

筺体内部には大型基板が一杯に収まります。
基板への配線は全てコネクタを用いており、基板の装着・取り外しが容易です。



測定結果へ進む

製品版:カスコード差動単段プッシュプルアンプの製作に戻る。